1月も多くの漫画を読みました。その中からおすすめの、面白かった漫画を紹介します。購入の参考になったら嬉しいです。
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2024年12月に読んだ漫画の感想はこちら
目の前の神様 3巻
素晴らしい1冊だった。憧れの人との対局、上様との協力、ファンとの出会い、師匠との対局、その結末。所々に笑いを挟みながら大刀の急激な成長に驚き、感動させられた後の師匠の表情で涙腺決壊した。
盛りだくさんの急展開で、師匠がとにかく最高に最高。毎回、期待以上を持ってきてくれる作品。大好き。
魔女と傭兵 4巻
傭兵仲間との悲しい戦いで始まり、イサナからの依頼を受けるジグ中心の話がメインでシアーシャの出番は少なめ。 自らの軸が傭兵だからこそ他人からは異質に感じられるジグの考え方と行動が恐ろしくて面白い。
依頼人のシアーシャだけが特別なのも、頭の回転の良さも、読んでて最高に好き。超おすすめの作品。
ハクメイとミコチ 13巻
年に一度のお楽しみが今年もやってきた。何気ないけど素敵な日常の中で、大好きなジャダの登場に盛り上がり、センの頑張りにジーンとして、イワシの変化に驚く。ミコチひとりの休日話もよかったな。
また一年、楽しく暮らすエネルギーをもらえた気分。
本なら売るほど 1巻
本好きな青年が営む古本屋「十月堂」を舞台に描かれるヒューマンドラマ。本が好きな人はもちろん、本好きの夫を亡くした人や本を好きじゃない人も訪れる。笑えて泣けて腹が立つ。本が好きな人には堪らない作品で素晴らしかった。
話題になるのもよく分かります。これはオススメです。
佐々田は友達 3巻(完)
まさかの完結。最終巻は高橋中心の話で始まり、素晴らしい映画撮影の後は意外な展開に。最終巻を意識させられる将来や数年後の話を散りばめ始めて、佐々田と高橋の友情は永遠に続く……じゃない流れは予想と違ったけど、大人の佐々田が落ち着いてて安心したし、とても良かった。
昔を振り返った時にあの映画撮影をきっかけに、佐々田って友達がいた事を思い出す。それで良いし、それが良いんだと思う。読めば読むほど味がある最終巻。
邪神の弁当屋さん 1巻
戦争を引き起こした罪で人間として生活している神様が営む弁当屋さん。自身を崇める国で一日一善をモットーに明日の弁当のおかずを考える。そんな弁当屋さんレイニーの物語。
かわいい絵とほのぼのした日常と、その裏に見えるダークな部分のギャップが魅力的。
ふつうの軽音部 5巻
たまき先輩の過去編から繋がる後夜祭のステージが素晴らしくて泣ける。さらにそれを見て決意を固めるはとっちとメンバーたちの表情が最高。本編がしっかりしてる中で、暗躍の機会を伺う厘の異質さは本当に好き。鷹見、レイハ、いろんな因縁がこの先楽しみ。
2年1組 うちのクラスの女子がヤバい 2巻
自分で上手くコントロールできないちょっとした超能力「無用力」に翻弄される思春期の女の子たちの青春群像劇。かわいいでウサギになっちゃうリズ、野球部大好きミクニさん、唯ヶ崎さんと杣川くんの話は特に好き。
また長期間待つ事になるんだろうけど、3巻も早く読みたい。
エンドロールの後には最高の旅を 2巻
勇者アイノと魔導士イロ。魔王を倒した後にいろいろな願いを叶える2人旅。両親に再会し、過去を振り返り、複雑な思いで再び旅立つ。 明るく楽しく振る舞うふたりに、時間に制限がある命という重い枷が途轍もない寂しさと深みをもたらしていて良い。
COSMOS 5巻
宇宙人相手の保健調査員物語。裏をかき、嘘を見抜き、囚われた子ども達を救出したけど闇と謎が残ったまま笛吹き男編は完結。水森が嘘を見抜く能力を使うシーンが毎回カッコ良くて素晴らしい。最高。
課長の過去編が始まりそうな次巻が楽しみ過ぎる!
ここからは完結した作品の感想です。若干ネタバレしてます。
米蔵夫婦のレシピ帳 5巻(完)
亡くなった妻の残したレシピ帳で妻の料理を食べ、少しずつ悲しみを癒していた卯之助の物語は完結。明るい話もあり、過去の真実も判明し、素晴らしいハッピーエンドで妻の待つ場所へ行く卯之助の姿は泣ける。本当に良い作品でした。
オフ会したらとんでもないやつが来た話 6巻(完)
同じジャンルを好きな仲間たちと推し活を楽しむ明るい漫画の最終巻。最後まで全員で全力で楽しむ姿は最高のオタクだった。オフ会したらヤクザが来ただけの話がこんなに長く、こんなに面白かったのはひたすら感謝しかない。
私の胎の中の化け物 6巻(完)
暴走する女子中学生が巻き起こすサイコホラーなサスペンス完結。こんな子いないだろというのは大前提として、悟に襲われた時の笑顔が最高にかわいかった。きっと今も元気に好きなようにしてると考えるとワクワクする。良いキャラだった。
ジーンブライド 4巻(完)
最後は少し足早に完結したジェンダーの問題にSFを絡めた物語。いさはやいちの秘密とデザイナーズベイビー、遺伝子操作による研究は全て暴露されハッピーエンド。かなり風呂敷を広げていただけにもう少し、もう1冊かけてじっくり読みたかった。
吹部やめたい萩野さん 5巻(完)
楽しい放課後漫画はついに完結。すっかり吹部をやめる気がなくなった萩野と、練習する気がなくてサボってばかりの桐谷。最後の大会も全く演奏シーンがないのはさすがでした。個性的なキャラがたくさん出てくる楽しい漫画だった。
たけのこが1月に読んだ漫画たちです。
『ハクメイとミコチ』を毎年の楽しみにしている1月です。もちろん最高でしたし、1年間繰り返し読みます。
好きな作品と話題の新作、そして完結作品が多かった印象でした。
『エンドロールの後には最高の旅を』はおすすめしたい作品なので皆さん読んでください。
1月も良い作品がたくさんありました。特に新作もたくさん出たので、新作情報も楽しんでもらえたらと思います。